頼むぜ我らがスラッガー
普通に生きてりゃ誰だって
ライトを浴びる日は訪れる
そんなとき誰もが臆病
みんな腰の抜けたスラッガー
この手よ今は震えないで
この足よちゃんと僕を支えて
白いライトに照らされて怯えないように
柄にもなく緊張しきっている
メールが返ってこなかったのも大きい
学校に着く前から泣きそう
でも、泣けない、泣かない
「最後」なんてなければいいのに
でももっと、永遠、なんてものはないのだから
感傷的なのは好きではない
もう、いいんだよ
思いきり楽しめたら、それでいいんだ
あたしが/みんなが
いつも驚く
自分で考えている以上、部活に対する思い入れがあることに
銀色夏生の詩集を3冊持ってきている
活字はいつだってあたしに安定をもたらしてくれる
読むことでも、書くことでも
音楽はいつだって気ままにあたしを揺さぶる
いちいち、痛みも、喜びも、連れてくる
それが日常になってもう5年だ
それが非日常になるまでもうすぐだ
信じられない、信じたくない、受け入れなければ