空白

そこに描き出すしかないのだもの。

思い出じゃない今なんだ

ショコラみたく甘いよ

5ヶ月ありがとうデートをする

ロフトをぶらぶらして

サンマルクでおしゃべり

あっという間の4時間

いろいろ話した

過去のこと、現在のこと、未来のこと

志望理由書を書くときにも思ったんだけど、私は自分語りが極端に苦手だ

わかってもらいたくなんてない

同情もほしくない

ちゃんと愛されて、幸せに、生きてきたし、生きてゆくから

大丈夫だから

…でもやっぱり少し、しんどかったんだ

途中泣いてしまって、そのあとずっと頭を撫でていてくれて、醒めた部分で、チープな恋愛小説みたいだ、なんておもった

なぜ人々がそれを求めるのか、なんとなくわかった気がした

そこに、優しさそのものを見つけるからだ

あったかくて、ふわふわしていて、胸がいたくなるくらい、せつない

今までの恋は恋じゃなかった、なんて言わない

しかし私は、異性を好きになったことはあっても、愛したことはなかったんじゃないだろうか

両親以外の他人から、こんなに本気で愛されたことはなかったに違いない

高校生にとって、5年というのは気が遠くなるような年月だ

社会人になってからの恋愛というのも全く想像がつかない

そんな状況でも、彼と同じ部屋に帰る日々、それが欲しい

お互い好きなことをして過ごそう

束縛はしないでいよう

だけれどきちんと愛し合っていよう

それができる2人でいよう

ありがとう、

ありがとう

これからもよろしくね