空白

そこに描き出すしかないのだもの。

さあ時は来た 繋いだ手を離すんだよ

ラ・ラ・ランドを観て来ました。

衣装がきれいで、音楽が魅力的で、鑑賞後には多幸感と絶望感が共存するふしぎな作品。ネタバレになってしまうけれど、やさしくない逃げ恥のエンドロールみたいなかんじ。でもこっちのほうがきっとリアル。

女でよかったな。

久しぶりの平日のお休みで、coenでカーキ色のスプリングコートを衝動買い。

店員のおねえさんがとてもかわいくて、閉店間際に飛び込んだにも関わらずいろいろなお話をして、「楽しかったです」って言ってくれて、かわいすぎかよ〜。

 

さいきんバンプorbital periodをよく聴く。たいへんな時を支えてくれた音楽は、おなじ力をいつになっても持つ。すごい。

しんどいおしごとは、しんどい、しんどい言いながらなんとか終わった。上司にも褒めてもらえたけれど、とにかく先輩にお世話になって、神かな!?というかんじだ。

15年後にそうなれていればいい、がんばろう、という気持ちにひさしぶりになれたので、そういった意味ではとてもいい経験だった。もうしばらくはしたくないが。

後輩も、それなりにちゃんとやれている気持ち。すくなくとも、わたしは。

「(しごとを)やめるなよ」と声をかけてもらえるのはうれしいが、一人の充足がはかどりすぎているのはよくないな。いやいいのか。

おもっているよりお金がないというのは理解しながら、頑張ったご褒美!ってすぐしちゃう。ことしはいいか。じぶんのお金、としてつかえるうち。

 

「哲学は知的インフラ」という言説に触れて、とても腑に落ちた。

先月、ゼミの恩師の退官記念パーティーがあって、しみじみと感じ入る。多様性を受け入れること。日常はそれがなくても回るのだけれど、そこで一旦立ち止まること、概念について考えることはきっと必要な時間なのだとおもう。

世界の見通しをよくするのだ。

 

空が青くて、風がさわやかで、いい季節だ。