空白

そこに描き出すしかないのだもの。

行く先は誰にも知らされてないから

おひさしぶりです。

おおむね元気です。

入社1ヶ月で物損事故(自分の過失100パーセント)をやらかしました。

所属がはっきりしないというのは、「何か」が起きてしまったときに、とても難しい。

誰に報告するか。誰に連絡するか。誰に相談するか。

そのような「何か」に関しては、そもそも、引き起こさないことが肝要なのだけど、もし万一、引き起こしてしまったときの対応。

このタイミングで、こんな失敗をして、たくさん叱ってもらって、そのまた対応を、自分ですることができるのは、かけがえのない経験だ。

やっぱり落ち込むし悔しいし自分が情けなくてしょうがないけれど、次また同じようなことがあったとき、きっと、絶対、今よりうまくやるし、後輩が同じようなことに遇ったとき、きちんと寄り添える。

仕事はたのしい。その気持ちに偽りはない。それは恐らくとても恵まれていることだ。

気が緩んでいた、なんてことはないつもりだけれど、それでも態度の端々に、怠慢や油断のようなものが滲み出ていたのだろう、そういうことに関しても今回は考え直す、立ち止まる契機になった。

このまま進んでしまっていたら、取り返しのつかないところに行ってしまっていたかもしれない。

開き直りとしてではなく、学ぶべきものとして、今回の経験をとらえようと思います。

明日配属先の内示が出ます。

行き先によっては一人暮らしを強いられるようなのだけど(住居手当はでない)、遠距離通学歴が長過ぎてちょっとくらい移動に時間かかるのは特に苦にならないので、できればしたくない。

家事に割く時間の負担も含めて。

朝早くて夜遅いお仕事とはいえ、中高も7時前に家を出て20時過ぎて帰宅するとかいつものことだったし、極端な話、大学のオーケストラ時代なんかは午前3時に帰宅して午前6時からバイトに行って授業に出て練習してっていうサイクルだったわけです。体調崩したけど。

それが好きなことをして、その上お金までもらえてできるのだから、なんというかそれくらいがんばれると思ってしまうのは、やっぱり甘いのかな、甘いんだろうな。

人に恵まれています。

先輩も上司も、ほんとうにすごいひとたちです。

純粋にそう思える人たちに囲まれて過ごせる僥倖に感謝しながら日々を生き抜く。