空白

そこに描き出すしかないのだもの。

強くなるからねって

じぶんのために生きる、ということがにがてだ

生きることにも死ぬことにも、最近執着がない

じぶんに対してとても無関心

それがよくないことはわかっている

死ぬことに惹かれている子と触れ合った

引きづられているのがよくわかる

闇を抱えながら、それでもちゃんと、がんばって、生きてんだから

その子のことを否定するつもりはないし、

むしろ受け入れている

だけど、だからって、

わたしが引きづられちゃ、だめだよなぁ

わたしは、わたし

誰かとじぶんを比べたって

見えてくるのは違いだけ

ちゃんとわたしを愛し、認めてくれているひとがいる

なにを怯え震える必要がある

泣きたいのに泣けないのもくるしい

わたしは死になんの期待も抱いていない

わたしが死んだところでなにもかわらない

かと言って消極的な生にあまえるじぶんは嫌いだ

くだんないこと考えすぎてあたまががんがんするよ

きもちわるくてひとりだとほとんどなにも食べられない

ちくしょう、依存だとか甘えだとか

切り捨てたいとおもいながらいつだってうまくいかない

やさしさが手の届く場所にあるとなおさらだ

手放さないのはわたしの意志であるというのに!

強くなるから、どこにもいかないで

よわいよわいあたしに呆れないで

思い出したくないことばっかり思い出しちゃうな

失いたくなければ最初から手に入れなければいい

そんな馬鹿げた考えを

追い出すために費やしてきた5ヶ月を

とても短期間で退行してしまっている

傷ごと愛するから、と言ってくれた

でもどこまでなら甘えていいのかわかんないよ

殻のなかに閉じこもってしまいそうだ

世界に敏感すぎることを

見抜き笑い飛ばしてくれた人は

今はもう近くにいない

だから、がんばらなきゃ

誰のものでもない

わたしの、2本の足で凛然と立たなくては