空白

そこに描き出すしかないのだもの。

擦り剥いた傷をちゃんと見るんだ

大嫌いな弱い僕を
ずっと前にここで置き去りにしたんだ

ビクターのすこしいいイヤホンを買った
すこしだけ気分がよくなる

せんせいはわたしのことを、やっぱりよくわかっている
あまり本を読みすぎないようにと忠告されたにもかかわらず読みすぎ
6月の訪れとともに急転直下、転がり落ちる

「夜と霧」
「思いわずらうことなく愉しく生きよ」
「GO」
「人のセックスを笑うな」
「サウスポイント」
嘘つきアーニャの真っ赤な真実
ノルウェイの森 上下」

どうやらノルウェイの森がだめ押しだったみたい
自己肯定感が根こそぎどっかに行ってしまって、
頭がぼんやりもやもやする
とりあえず過食嘔吐がめんどくさい
でもたぶん、またなにかしら借りてきて読むんだろう
丸一日誰にも会わない生活がしたいけれど、
それができそうなのは月曜日
ジーザス!

ひとりで立ち直れるのはわかっていても
手を差し伸べてくれる人がいたら
縋ってしまうのがわたしだ
よわいなあ、ずるいなあ

口を開けば弱音しか出てこないので
最近の棲息地だったmixiをおやすみする
今のひととお付き合いを初めてから部活のほうのブログは書いていない
そんなわけで、帰ってくる
帰れる場所があるのはいい
あんしんしてすべてを曝け出せる場所だ

できれば泣かずに生きていきたい