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空白

そこに描き出すしかないのだもの。

アスファルトに咲く花のように

自分の中で

全然上手く

消化できないでいる

涙が、止まらない

あのときあんなに(あんなに!)

泣いたのは

諦めるためじゃなくて

弔うためじゃなくて

進むためだった、はずなのに

私はこんなに

縋って寄りかかって凭れて

愚かで、いいのだろうか

いいえ、まったく!

それでもみんなが

優しすぎるから

また

涙がこぼれてしまうのだ

次から次へと

一度泣くのをやめてみても

また、次の涙が、すぐに

どうしよう

どうしよう

一生懸命なのは

みんな一緒だよ

温度差に、傷ついている暇はないし

それを振り翳して、余計に傷つけるのは

最低なことだ

してしまったけど

価値観の押し付けは

憎むべき醜悪な行為だ

それをしてしまった

世の中そんなに甘くない

と、思っていたが

それは違う

、とおかあさんに言われて

確かにぬるま湯の中で

生きていくことも

できるのだったと

思い出した

大半の人がそうだ

ならば

私の言葉は凶器でしかないと、

何度繰り返せば

学習するのかな

強い人ばかりじゃないんだ

だけどこれ以上

優しくなんかなれない

伝えたいことが

届かない

ぐすぐすと燻って

何かがちがう

と、心が叫ぶ

その何かを

きちんと吐き出す術か

黙殺する方法を

そろそろ身につけなくちゃ

ならないのに

できないで

結局、泣くんだよ

愚かしいね

馬鹿馬鹿しくって、

涙がでるよ