おはようごめんな思い出せるかい
ちょっとだけ零れ落ちた本音を、掬ってあげられる優しさが欲しいのです
ぎりぎり保たれている均衡に、指を差し入れて崩せる勇気が欲しいのです
大切な人の笑顔が大好きだから、そこに陰りは要らないと思うんだ
もしどこかに放り投げれば消えるものなら、あたしはそのどこかになりたいよ
独りでは泣けないから
一緒に声を上げさせてほしい
キャパシティはオーバするものだから
少しだけその中身を教えてほしい
根本的解決にはならないけれど
鎮痛剤にはなりたくないけれど
治療薬にはなれないけれど
それでも、自己満足に過ぎなくとも、これ以上あたしを無力の前に蹲まらせないでよ