まだ見ぬ幸せな日に巡り逢うかな
甘えられるのは嫌いではないです
甘えるのは苦手なのです
弱っていると他人に優しくなれるのはなんでだろう
優位に立っていると思いたいがためなのだとしたら卑屈でしかない
腕時計の穴が足りない
鎖骨に当たる鞄が痛い
失恋によく似た何か別の感傷に食いつくされている
貧血で死ぬことはないよ
この時代、栄養失調もない
だからどうとかいうわけではなく、生きていられるという根拠を外部に求めているだけ(内部には根拠の知れない自信に満ちている)
自分がこんな若く苦い魂の持ち主だとは知らなかった
永遠のさよならでもなんでもないのに
若いという字と苦いという字は親戚に違いない