空白

そこに描き出すしかないのだもの。

主役を思い知らせてやろう

あー…

一回全部真っ白にしちゃいたい

どこからかな、

半年前からか3年前からか

それとももっともっと前からか

喧騒が、鼓膜を、突き刺す

軽やかなと言えば聞こえは良いが薄っぺらなと言ってしまえばそれまでの、それら

この目的意識の低さに指先で机を叩く

生きたいように生きてきた、何を悔やむ必要があるのどこに恥じる必要があるの

ただ、見上げた、空の高さが、囲む、山々の鬱蒼とした響きが、ただただ、かなしい、だけなのです

いろんなものを理不尽に、奪われたり、大切なものを切り落とされてしまった、ひとたちに、申し訳なくてうつむく、ローファーの黒が不気味に歪んだ

上手に涙すら流せない

あたしは全てを否定して初めて笑える気がする

今のあたしが偽物だとかそんなことじゃない、感覚的な問題

0を1にするために進み続けるとして、果たして刹那が永遠に繋がるという真理をあたしが赦せる日は来るのでしょうか

意義を必要とするわけじゃない根拠を肝要としているんだ

頭が悪いだなんて今更

頑張るしかないのです

邪魔、を、されたくないだけ