空白

そこに描き出すしかないのだもの。

自分の純情をスプーンに一すくい

あったまいってぇぇぇぇぇぇぇぇ!

眼球が、押し出されるような、

思わず生理的な涙が、溢れ出しそうな、

シンバルが、叩かれているような、

不協和音が、奏でられそうな

思わず全てにさようならを言いたくなる

せりあがる胃液の熱さに生きているという、事実を教えられて

ぎりぎりぎりぎり

がっしゃん