空白

そこに描き出すしかないのだもの。

淡き光立つ俄雨

苦しい、よ

いっぱい、いっぱい、なの

声を聞かせてください

優しく笑ってください

好きで、好きで、仕方ないの

春を告げる雨が降りはじめました

一雨ごとに陽光の足音近づきます

星は遠く月は近く澄み渡る夜空に

麗らかな夢

全ての人に見せてくれる季節

泣いたら楽になれるの、

言ってしまえば苦しまずに済むの、

それはきっと終焉を意味するのでしょう

恋なんてしなければ良かった

出会わなければ良かった

あなたになんか

恋しく思える

あなたに出会えて、

良かった

心から、笑える日、また来るよね

あのひとの時となに一つ変わっていない

二度と恋なんてしない、なんて思わなかったよ、だけれど、