儚くも散りゆく姿重なった
あー…模試受けにきてます
びっくりな感じに体調悪い
軽い過呼吸みたい
あれかな、北尾と隔離されたからかな
一限国語だったんですけど、何がさせたいねん、って思った
記述ばっかり
二限は英語で、簡単、だったかな
次は数学!きゃっ!
教室のみなさんが馬鹿っぽくて阿呆っぽくて嫌だ
あたし完全に孤立してる 笑
頭悪いのうつりそう
おんなじ小学校だった子が、いて、仲の良かった子のはずなのにもうすっかりだめになってる
3年、って、重たい
あたしはまだまだ子どもで、だけどそれなのに、彼女たちにあるいろんなものを既に手放してしまっていて、そのかわり手に入れたものもたくさんあって、後悔なんてしていないけれど
一度だって捨てたものを、手放したものを求めたことはないけれど
(愛しいと、祈った日は、あっても)
ああ、一体何が言いたいのかな
きっとあたしや北尾や四海は何かがずれていて、そのずれ方がとても近いんだと思う
それは環境に左右されるもののような気もするし、でも同じ学校に通ってたって同じ屋根の下で生活してたって共通していないことが多いから、産まれ持ったもののような気もする
だからどうとかいうんじゃなくて、彼女たちとあたしは出会うべくして出会ったんじゃないかな
それはとても幸福なことで、間違った道を歩んでしまっているあたしの勇気になるんだ
生きるのって、苦しい、けれど、逃げたくない、と思うよ